日中友好協会米子支部 №242 今週の注目記事は
第六面《少数民族文学への招待~ラフ族の民間伝説》
◇ 天神との闘いで活躍した「チャヌチャべ」の伝説は、強大な権力に立ち向かう
人民の姿を彷彿させ、現代にも通用するものがあるかと思いました。
最後に肉体をバラバラにされても、草木になったり羽アリになったりしたとい
うところは、たとえー人がつぶされようと何倍、何十倍もの後を継ぐ人々が生ま
れるということを示唆しているのではないでしょうか。
◇ ラフ族のたくましさは第一面の劉連仁さんに通じるものを感じます。読者のみ
なさんは劉連仁を知ってますか?!
戦争中、中国山東省から連行され、北海道で苛酷な強制労働を強いられた劉さ
んは逃げ出して、終戦も知らないまま13年間も山の中に隠れて過ごしたのです。
その後、日本政府に対し訴訟を起こし闘い続けて亡くなりましたが、息子さん
があとを継ぎました。
◇ 打たれても打たれてもへこたれない強い精神…自分には有るかしら… (S)
日中友好新聞 2023.12月15日号(№2602)付録