日中友好協会米子支部 №193 今週の注目記事は
第三面《平和への道考える日に》
◇ 12月8日が近づくと、「勝った、勝った」と、日本軍の戦果を伝えるラジオ
放送と、空襲を知らせるサイレンの音を思い出すと、母が話していました。
◇ 幼かった私が聞かされてきたのは、戦争の、とても怖くて辛かった『被害』の
面ばかりでした。
満洲から帰ってきた父は、戦争の話は一切しませんでした。
◇ 高校生になって、初めて、日本が中国で残酷な侵略戦争をしていたという『加
害』の面を、本で知りました。
◇ "光"は、中国語で「…しつくす」という意味。日本軍の"三光作戦"とは、
「奪い尽くし、殺し尽くし、焼き尽くす」という何と残酷な行為だったことか!
◇ 第二面「万人坑と強制労働現場を訪ねる」では、労働力不足を補うために、
朝鮮人までも海南島へ連行し、苛酷な労働に従事させたうえ、最後には集団虐殺
していたことが書かれています。
◇ 日本の『加害』の歴史に目をそむけることなく、学習、反省、そして『永遠の友好』
へと努力したいと思います。
◇ 米子支部の記事が第五面に掲載されました。
(S)
日中友好新聞 2021.12月1日号(№2553)付録