来春８９才になる久保田美雄さんは、夜の運転が危うくなり、３０年以上通った
中国語教室をやめられることになりました。
　同学のみんなは、とても残念ですが快く送り出そうと話し合い『卒業式』を行うことにしました。
　ちょうど１１月から４人の新い仲間が入ってこられたので『卒業式＆新入生歓迎のつどい』を市内の中国料理店で開くことになり、１４人が参加しました。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（久保田さんへ新人より花束を贈る）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　久保田さんはいつも早くから教室に来て、熱心に予習をされていました。その情熱は何処から？
それは、戦中・戦後の旧満州での体験がその基礎を成しているに違いありません。
　誰よりも平和を望み、誰よりも日中友好を願いながら中国語学習に取り組んでいる姿は、私たちの目標でもありました。
久保田さんには花束とともに無料で授業に参加できる「優待券」が贈呈されました。



　１１月３日に米子市文化ホールで開催された「よなご国際交流フェスティバル」には
米子市とその周辺に住む日本人と外国人・１７００名が参加し、とても賑やかなつどい
となりました。（主催は、米子市と参加団体とで成る実行委員会）
　《ステージ発表部門》では、華やかな民族衣装での踊りや、子どもたちの中国武術な
ど９団体の発表があり、我が協会も太極拳２種目を表演しました。



　また、米子市国際交流員の董緯菲さんを中心とする『中国語講座とその仲間たち』のグループは、広場ダンスとコーラスを披露。




《物販部門》にはめずらしい食べ物を買い求める人々で大混雑！
《展示部門》やワークショップのコーナーも大盛況！

　こんなにいろいろな国の人が『米子にいるんだ！と、あらためて「共に生きている」ことを感じたつどいでした。 　　　　　　　　　　　　　　　（太極拳表演メンバー）

　　　


　米子支部では毎年「太極拳まつり」の日の午前中に、級位認定会をおこなっています。
今年も「太極拳まつり」 (１０月１３日)に、
１級ー１０名、２級ー３名、３級ー３名、合計１６名が審査を受けました。

　　　　　
　１１月１１日、ペアーレ中海（火曜クラス）は
８名に 立派な賞状が手渡され、喜びの笑顔がいっぱいでした。
今回１級を取得した人は、初段をめざして実技と学科の両面での研鑽が求められます。
米子支部太極拳委員会では、初段をめざす人への援助をどう進めるかを検討しています。