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第15回中国百科検定    第16回中国百科検定
 と き…7月13日(土)  と き…12月7日(土)
 会 場…ふれあいの里会   会 場…米子市公会堂

         日本中国友好協会米子支部
   米子支部ニュース      

2024.04.23 

 鳥取県米子市三本松4-9-9
 電話・FAX 0859-32-4868
 Eメールアドレス nicchu-y@sanmedia.or.jp
 ホームページ http://www2.sanmedia.or.jp/nicchu-y

    満洲からの日本人引き揚げを描いた「一九四六」米子展
 王希奇画伯ご夫妻が米子に!

  テープカットは5月31日(金)AM10:10
           他県からも 「参加したい!」 と、 問い合わせ多数。
◎ 王希奇画伯ご夫妻には5月31日のオープニングで、米子展実行委員会の二人の
 《共同代表》杉原弘一郎氏、高橋敬幸氏と共に、テープカットをしていただくこと
 になりました。
◎ 米子市と周辺の町村の公共施設にはほとんど、ポスター、チラシを置かせて頂き
 ましたが、もし、まだポスター、チラシを見かけない施設がありましたら、お願い
 して貼らせてもらってください!
  米子市内の29の公民館には、市役所から配布してもらうことになっていますが、
 もし、まだ公民館に貼ってない、チラシも見かけないという所があれば、公民館の
 方に市役所から来ているかどうか確認して、ポスター、チラシお願いしましょう!
◎ 教育委員会から、小・中学校へは、直接、学校訪問して各校長にチラシを届けて、
 子どもたちに配布してもらうようにと言われました。
 いま、少しづつ学校訪問をしています。皆さまのご協力をお願いします。
◎ 前売り券を、友人、知人へ広げてください!太極拳の仲間で、すでに20枚売れた
 という人も。ひとりでも多くの方に見てもらいたい!
◎ 絵画展当日の参加者に配布するリーフレットに掲載する『広告』を募集しています。
 縦4cmⅩ横9cm 一枠¥3000です。



  7年ぶり!高橋清枝先生を迎えて
 太極拳
    特別講習会開く

 4月20日~21日、米子産業体育館で太極拳特別講習会を開催しました。
ここ数年、 コロナ禍で、 他県からの講師を招くことができませんでしたが、 久しぶりに
東京から、協会の太極拳委員長・高橋清枝先生に来ていただきました。
 第一日目は、42式剣(11名)と32式剣(23名)、第二日目は、簡化24式
(25名)と88式(17名)、延べ76名の参加で、和やかに楽しく練習しました。
 岡山からも3名の方がはるばる参加されました。
 受講生たちは、高橋先生のおおらかな美しい太極拳に魅了され「基礎をやさしく教えて頂いた」と包容力のある指導に感動していました。
そして、 これからもっと練習して上手くなりたい、 との思いを強くしたようです。

   



  満洲からの引き揚げを描いた王希奇「一九四六」米子展
 みんなの力で成功させよう!
 あんな悲惨な時代を
     二度と繰り返すことのないように!

  伯耆町へ引き揚げ体験者の方を訪ねました。
 Mさんは6歳のときに、両親と二人の妺たちと共に満洲へ渡りました。
 「満洲には未開の広い土地がたくさんある、とても住みやすい所だ」と、当時の日本政府
 の宣伝を信じて。
   実際は、すでに耕された中国人の土地を、安く強制的に取り上げたものだったのです。
  当時の満洲国の首都は新京…現在の長春です。1941年の春、新京の国民学校
 (現在の小学校)に入学しました。朝礼では“教育勅語”を唱えさせられました。
 「親を大切にし、兄弟と仲良くし、目上の人の教えを守り、天皇のためには
 命を惜しむな…」と。
  1945年8月、終戦の一週間前、旧ソ連が参戦。家にいては危ないと、同じ社宅
 の人たちと南新京駅へ向かうことになりました。その時、社宅の人たちと青酸カリを
 分けあいました。ソ連兵に見つかったら暴行を受けて殺されると聞いていましたから、
 いざという時のために、自決用の毒物が配られたのでした。
  Mさん一家は青酸カリを使わずに済みましたが、自決した人も多くいたそうです。
 屋根の無い、便所も無い貨物列車に乗り、一週間ほどさ迷っていると、日本の敗戦を
 知らせるラジオ放送が流れ、大人たちは涙を流していました。
  Mさん一家は新京へ戻り、帰国の許可を待ちました。10歳になったMさんは学校
 に行かず、道端で炒めただけの大豆を売って生活費の足しにしました。
  銃を持ったソ連兵が土足で家に上がりこんで来て、ラジオなどを奪って行ったこと
 もありました。
  終戦から一年経た1946年、やっと帰国の許可が届き、家財をいっさい置いた
 まま、「離れてはだめよ!」必死で手をつなぎ、引き揚げ船の入る港…
 多分、そこが葫蘆島の港だったのでしよう。船はアメリカ軍の軍艦で、食事は朝夕
 2回、10粒ほどのお米が入った味噌汁だけでした。
  ソ連兵に襲われ妊娠していた女性が身投げをしたという事件もありました。女性が
 落ちた海をぐるっと回って、船は日本と向かって進みました。        ( S )  


   平和のありがたさを感じながら
   春 を満喫


◇ 米子市国際交流員の郝さんが任期を終え、中国河北省へ帰ることになり、3月30日、
 送別お花見のつどいをしました。
  湊山公園の桜は まだまだ蕾が多く例年より花の少ないお花見となりましたが、外国人8 人、日本人8人の 16人の参加で、美味しく楽しい春の一日を過ごしました。写真はカザフスタンからの ダルカンさんご夫妻の華麗なダンス。Iさんは懐かしい音色の横笛を吹き、Sさんは太極功夫扇を披露。

◇ 太極拳宇田川教室のお花見は生憎の雨!公民館の中から見える桜を愛でつつ豪華な
 お弁当をいただきました。
もちろん、その後は太極拳の練習です。
 春休みで、おばあちゃんについて来た小学6年生の女の子もいっしょに太極拳をしましたよ!



◇ 太極拳成実教室は、4月7日が公民館の「桜まつり」でした。中海テレビが太極拳の表演を放映した ので、大変話題になっていて、スーパーのレジに並んでいても「素敵でしたよ」と知らない人から声をかけられたり。
 「桜まつり」の 慰労もこめて12日に南公園でお花見をしました。