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     日本中国友好協会米子支部
 米子支部ニュース    

2020.7.24

鳥取県米子市三本松4-9-9
電話・FAX 0859-32-4868
Eメールアドレス nicchu-y@sanmedia.or.jp
ホームページ http://www2.sanmedia.or.jp/nicchu-y

        2020年度
     米子支部総会に
        ご参加ください

   ◇と き 22日(土) 午後時〜3時(受付は1時30分より)
   ◇ところ 米子市公会堂 二階 集会室 EF
 ★ 前号でお知らせしたとおり、コロナ感染拡大予防に十分注意しながら、一年に一度の総会を、
  有意義に過ごしたいと思います。
   会場入室前の手指の消毒、間隔を開けて座り、換気もしながら、行います。
   できるだけマスク着用しましよう。

     
     会員のみなさまには、議案書をお送りしております。
     議案書を読んで、ご意見・ご感想を!
 ★ 当日参加できない方は、文書参加をお願いします。
   議案書といっしょに原稿用紙と、返信用封筒も入れてお送りしています。
  参加確認のハガキは、
    8月10日までにご投函ください
  

 太極拳まつり開催準備すすむ

● 7月11日、太極拳委員会は、今年の「太極拳まつり」について討議しました。
   新型コロナにより、毎年実施されていた「米子市男女共同参画かぷりあ祭」「鳥取 県体操フェスティバル」「よなご国際交流フェスティバル」など、様々なイベント が中止と なり、各公民館の催しも開催できない状況が続きました。

● このような中で、感染拡大防止に細心の注意を払いつつ、『太極拳まつり』を当初の計画どおり、 12月5日(土)米子産業体育館で開催することを決めました。
● 『太極拳まつり』は、一年に一度、全教室の仲間が集まって交流し、日ごろの練習の成果を披露する場所です。
                       (太極功夫扇の練習に励む
                           成美公民館同好会のみなさん)
 例年、広く市民のみなさんへも参加を呼びかけ、太極拳を体験してもらっているのですが、今年は
「3密」を避けるため、参加を制限します。
 そして、午前中は、練習会は無くし、「級位認定会」のみ実施。
午後からの『まつり』も、できるだけ時間を短縮するよう、プログラムの見直しをしています。
● 会場入口での手指の消毒、検温、間隔をあけて座る、マスクを着けるなど、感染予防対策に
ご協力ください。
● 『まつり』は、各教室の代表と支部太極拳委員から成る実行委員会で企画・運営してきまし
たが、今年は実行委員会を開くのが困難ですので、太極拳委員会で対応いたします。

     太極拳愛好家のみなさん、『まつり』への要望など
    ありましたら、各教室の指導員までお知らせください。

  協会創立70周年を迎えて
  私と中国          米子支部事務局長
                     新庄裕子

ロ コロナ禍による自粛生活で、良かったことと思えるのは、普段いい加減にしていた家の掃除がで
 きたことでした。
  夫は、せっせと書棚の整理をしていて、私の古い写真を見つけました。
□ それは1965年夏、「第1回日中青年大交流」で訪中したときの写真でした。掛け軸のように
 、くるくる巻にして箱に入っていたせいか、篤くほど変色していなくて、55年前の写真とは思え
 ないくらい鮮明です。
  大きさは、およそ縦20cm横90cm。北京の人民大会堂で、最前列の中央に毛沢東、一人お
 いて周恩来、さらに4〜5人先にはケ小平の顔も見えます。
  毛沢東の斜め後方に19才の私が居ました。
□ もともと、アルジェリアで開催予定だった「世界青年学生平和友好祭」に参加する準備をしてい
 たのですが、突如アルジェリアでクーデターが起こり、中止になったので、中国が呼びかけた「日
 中青年大交流」に参加することになったのでした。
□ とは言え、当時、日本は中国との国交を回復していませんでしたから、渡航には大変な困難が伴
 いました。
  私たちは、東京大学近くの旅館に泊まり込み、連日、外務省との交渉に臨みました。昼間は、当
 時の外務省の牛場事務次官(後に駐米大使となった)の部屋の前に座り込んで交渉し、夜は、中国
 の歴史や政治について学習するという日々でした。
□ 戦争中、兵士として旧満州へ行っていた父は、日本が中国で操り広げた悪行を知っているからこ
 そ、私の訪中には「二度と帰って来られないかもしれないぞ」と、大反対でしたから、親を説得す
 るという大仕事もありました。
□ この闘いの中で19才の誕生日を迎えた私は中国での夢のような40日間を過ごし、何となく毛
 沢東の個人崇拝的雰囲気を感じながらも、新しい自分たちの国を築くのだという青年たちの心意気
 がピンビン伝わって来て、近い将来世界を牽引する大国になるのではないかと、思ったのでした。
口 米子に帰るとすぐに、当時の事務局長・米村健さんが家に来られ、日中友好協会への入会を勧め
 られました。もちろん、すぐに入りました。
 1965年9月のことでした。
口 翌年、中国で知り合った友人からの手紙には驚きの言葉が書かれていました。
 「偉大な毛沢東首席のもと、貴女も紅衛兵になって、革命を起こして下さい」……何か違和感を覚
 え、返事が書けませんでした。
口 文化大革命は、日本の友好運動に大きな傷を負わせました。米子支部でも、何が起きているのか
 良く分からない中、徐々に退会者が出て、また、「文化大革命賛成」という人たちは、別組織を作
 って出るという事態も起こりました。
  会員がたった5名という時期もありましたが、学習会や映画会、太極拳や中国語など文化活動を
 通じて仲間の輪をひろげていき、支部を再建することができました。
口 中国政府の最近の様子を見ていると、対外的には大国主義、覇権主義の傾向が強まり、国内的に
 は人権、民主主義を圧迫し、人民の反感をかっているように思います。
  55年前に私が見た中国、希望に満ちた若者たちの姿を、再び見ることができるだろうか……
 当時の写真を見つけて、懐かしさがこみ上げてきました。

 中国映画『再見』を上映します
   ◇と き 22日(土) ★参加費無料
   ◇ところ 米子市公会堂 二階集会室 

  ★ 支部総会終了後、3時10分ごろから上映します。
    中国名『我的兄弟姐妹』(約90分)